週刊文春に女性との「パパ活」を報じられ、議員辞職願を提出した自民党の宮沢博行衆院議員に対し”先輩格”にあたる立憲民主党の米山隆一衆院議員が24日、現場となった議員宿舎についてX(旧ツイッター)で言及した。
宮沢議員は週刊文春・文春オンラインで、妻子がいる立場にありながら新型コロナウイルス禍だった21年2月、賃貸マンションで当時20代の女性と金銭援助を伴う同棲をしていたと報じられた。それに先立ち23日、議員辞職を表明。文春の記事では「議員宿舎に住まないのは女性と遊ぶため?」と記者から直撃され、宮沢議員は「それも確かにありますけど、高かったり、広すぎたり、新聞記者がいたり、住みにくいんです」と答えている。
一方、18年に文春に女子大生とのパパ活を報じられ、新潟県知事を辞職した過去がある米山議員は、今のところ宮沢議員に対する直接的な言及はない。だが、24日には自身のXに「話題の議員宿舎ですが」と切り出し「確かに場所・広さの割に安いが思われているような豪華なものでは全然なく」「当然ながらいつも記者が張っている」などと解説した。
宮沢議員は裏金問題で「安倍派は解散すべきだ。私は派閥に残って、派閥を介錯する、安倍派を介錯するという覚悟を述べた」と息巻いていたが、自らも別の不祥事で”切腹”する結末に。Xでは「パパ活変態おじさんが副大臣やってる日本はもう終わりだよ」「裏金の方が公人としての罪は重くね?」「何でも口出す米山もこれは無言だろ。何か言え!」「米山は当時は独身でしたし、県知事としての品格を問われ辞職した」など、さまざまな反応がある。