木村弥生・前江東区長の立候補禁止求め東京高検が提訴…柿沢未途・前衆院議員の有罪確定受け、連座制で(2024年4月8日『読売新聞』)

 昨年4月の東京都江東区長選を巡る公職選挙法違反事件で柿沢未途・前衆院議員(53)の有罪が確定したことを受け、東京高検は8日、木村弥生・前区長(58)(公選法違反で公判中)に連座制を適用し、同区長選への立候補禁止を求める行政訴訟を東京高裁に起こした。

 事件では、木村被告陣営の選挙戦略を企画し、同区議らに現金を提供したなどとして、柿沢前議員を懲役2年、執行猶予5年とした東京地裁判決が3月21日に確定した。検察側は前議員が「組織的選挙運動管理者」にあたり、木村被告は連座制の適用対象になるとして提訴。適用が認められれば、木村被告は5年間、同区長選に立候補できなくなる。

 

 

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