三浦しをんさんの同名小説が原作の「舟を編む」は、辞書「大渡海」作りに情熱を傾ける編集部の奮闘を描くストーリー。小説と映画版ではきまじめな編集者・馬締が主人公だが、ドラマ版では新米編集者の岸辺みどり(池田)を主人公にした物語が展開されている。
サプライズ登場した松田は辞書「大渡海」のデジタル版の開発者の役で登場。ドラマ版で馬締を演じている「RADWIMPS」の野田洋次郎とはプライベートでも親友と公言しているが、
撮影現場では、野田が「(松田が)出たいと言った」と主張すると、松田も「(野田が)出てほしいと言った」とお互い譲らず。リラックスした関係性からの会話の応酬で周囲をなごませていた。
解説
出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描き、2012年本屋大賞で第1位を獲得した三浦しをんの同名小説を映画化。
玄武書房の営業部に勤める馬締光也は、独特の視点で言葉を捉える能力を買われ、新しい辞書「大渡海(だいとかい)」を編纂する辞書編集部に迎えられる。個性的な編集部の面々に囲まれ、辞書づくりに没頭する馬締は、ある日、林香具矢という女性に出会い、心ひかれる。言葉を扱う仕事をしながらも、香具矢に気持ちを伝える言葉が見つからない馬締だったが……。
馬締役で松田龍平、香具矢役で宮崎あおいが出演。監督は「川の底からこんにちは」「ハラがコレなんで」の俊英・石井裕也。第86回アカデミー外国語映画賞の日本代表作品に選出。第37回日本アカデミー賞では最優秀作品賞、最優秀監督賞ほか6冠に輝いた。初公開から10周年となる2024年の3月に、35ミリフィルム上映を含む期間限定リバイバル上映。
2013年製作/133分/G/日本
配給:松竹、アスミック・エース
劇場公開日:2024年3月1日
その他の公開日:2013年4月13日(日本初公開)( 映画.com)
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