岸田総理 次の一手は「オールスター内閣」“補選全敗”もホンネは?(2024年4月29日)

■後藤さん「無為無策選挙」なぜ補選3戦全敗?

■岸田総理の本音は? 今後の政治日程

次の一手は…オールスター内閣!?

(Q.次の一手というのは?)

後藤さん
「人事しかないですね。人事で目先を変える。一番大きな人事は、茂木幹事長が岸田さんの下にいなくなることです。つまり、自民党総裁と幹事長が一体化していなければ、とても解散なんかできないわけですから」

(Q.人事権は、9月の自民党総裁選よりも前に発動される?)

後藤さん
「6月23日が通常国会会期末ですから、会期延長があるか分かりませんが、終わり次第やると」

(Q.自民党総裁選と通常国会会期末の間に行われる可能性がある?)

後藤さん
「国民に対してもアピールして。支持率の若干の上積みを狙う。そのうえで、総裁選については、挑戦者が出てもそこそこ勝てるんじゃないかと。つまり、今言われている人たちよりも、自分の方が票が取れるんじゃないかと」

(Q.どういう人事なんですか?)

後藤さん
自民党幹部は『総力結集内閣』といいます。平たく言うと『オールスター内閣』です。つまり、世論調査をやるたびに『次のリーダー』として国民が強く支持している人たちを、ずらっと並べて、空気を変えるという狙いだと思いますが、果たしてうまくいくかどうか」

「これまで岸田総理はいろいろ手を打ってきました。岸田総理の“クーデター(派閥解消)”というのもあったんですが、最終的にはうまくいかないんですね。やはり基本は国民に向かって堂々と自分の信念を訴えることです。例えば、茂木さんとうまくいかなかったら、人事を断行する。そういう気概が伝わらないと、私は何をやっても無駄じゃないかなと思います」

スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年4月29日放送)

 

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