安定的な皇位継承のあり方をめぐって、これまでに与野党4党が意見書などをまとめていて、自民党も近く意見集約を行う方針です。額賀衆議院議長は各党の考えがまとまり次第、国会で協議したい考えです。
安定的な皇位継承のあり方をめぐっては、政府がおととし1月、皇族数を確保する方策として
▽女性皇族が結婚後も皇室に残る案と
▽旧皇族の男系男子を養子に迎える案の2つを盛り込んだ有識者会議の報告書を国会に提出しました。
これを受けて、当時の衆参両院の議長は各党・各会派で議論を進めるよう要請し、日本維新の会はその年の4月に意見書を提出しました。
その後、去年12月に額賀衆議院議長が議論を促したことから、これまでに、立憲民主党、公明党、国民民主党が論点整理や意見書などとして衆参両院の議長に提出しました。
自民党も麻生副総裁を会長とする懇談会で議論を続けていて、近く意見集約を行う方針です。
額賀議長としては、各党の考えがまとまり次第、国会で協議したい考えです。