岸田首相 安倍派幹部4人を聴取へ 非公認含め重い処分検討(2024年3月25日『NHKニュース』)

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、岸田総理大臣は安倍派のキックバックの扱いを協議した塩谷元文部科学大臣ら幹部4人を対象に26日と27日に聴取を行う方針です。執行部は4人に選挙で非公認とすることを含め重い処分を検討していて、聴取の内容も踏まえ判断することにしています。

今回の問題で、自民党執行部は関係議員の処分について岸田総理大臣がアメリカを訪問する前の来週、決定する方向で調整しています。

これに先立って岸田総理大臣は26日と27日に茂木幹事長、森山総務会長とともに、安倍派幹部の塩谷元文部科学大臣、下村元政務調査会長、西村前経済産業大臣、世耕前参議院幹事長の4人と個別に会談し、聴取を行う予定です。

 

安倍派ではおととし4月に当時会長だった安倍元総理大臣の指示でキックバックをとりやめる方針を決めたものの、8月に会長代理を務めていた塩谷氏ら4人が扱いを協議したあともキックバックが続いた経緯があります。

 

執行部は4人に対し、キックバックをやめなかった結果責任があるとして党の規約で4番目に重い「選挙における非公認」以上の処分を検討していて、聴取の内容も踏まえ判断することにしています。

これに対し、立憲民主党の岡田幹事長は「次の選挙で公認しないということではすまず、議員辞職の勧告に値する」と述べました。

野党側は25日の参議院予算委員会の集中審議で岸田総理大臣に処分の検討状況をただすとともに、引き続き安倍派の幹部らの証人喚問を行うよう求める方針です。