能登半島地震で被害が大きかった石川県能登町では、支援の情報などが行き届きにくい高齢者などのために、町がコールセンターを開設して相談に応じています。
能登町は、3月1日に役場に「災害支援コールセンター」を開設し、土日、祝日を含む毎日、午前9時から担当者3人が対応に当たっています。
5日は、「り災証明書がまだ届かない」とか「倒壊した建物が補助の対象になるか」などの問い合わせがあり、状況を説明したり、担当の部署に電話をつないだりしていました。
町によりますと、4日までに30件の相談が寄せられ、り災証明書が交付される時期や、公費解体の申請の手続き、それに、受けられる支援の内容などについて問い合わせが多いということです。