岩手県は、徒歩での避難を原則としつつ、近くに高台がないなどすぐに安全な場所に移動できない場合には例外的に車の活用を検討するとしていて、3日は参加者が車で避難する際の注意点などを確認しました。
訓練ではまず、防災の専門家が、強い揺れにより、道路がひび割れたり、マンホールや側溝のふたが浮き上がったりしている場合も想定されることから、車で避難をする場合には、速度を落として慎重な運転を心がける必要があると説明しました。
このあと、参加者たちは車に乗り込みおよそ4キロ離れた避難場所を目指しました。
通常は6分ほどで到着する距離でしたが、周囲が暗いうえに路面が凍結しているところもあり、参加者たちは通常の倍ほどの時間をかけて目的地に到着しました。