【ワシントン共同】AP通信は1日、鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故を巡り、国防総省が来週、飛行停止措置を解除すると報じた。オースティン国防長官が各軍幹部の報告を受け、再開計画を受け入れた。米軍は事故を受けて昨年12月、飛行の一時停止を発表。解除後に各軍が計画に沿って準備を進め、順次飛行を再開する。
事故につながった可能性がある機器不具合の危険性を緩和するため、飛行再開に際して追加の安全対策を施す。
米政府高官によると、各軍の再開計画は日本政府と共有する。
事故後、陸上自衛隊のV22オスプレイも飛行を見合わせている。