大谷選手は日本時間の29日に自身のインスタグラムを更新し「本日は皆さまに結婚いたしましたことをご報告させて頂きます」などとして、すでに結婚したことを明らかにしました。
相手は日本人女性だということで、愛犬のデコピンの写真を添えて「新たなチームと新たな環境でのスタートとなりますが、2人(1匹)で力を合わせ支え合い、そしてファンの皆さまとともに歩んでいけたらと思っております」とつづっています。
また、大谷選手は、英語でも結婚を報告していて、相手について「very special to me」僕にとってとても特別な人と表現しています。
大谷選手は日本時間の3月1日に報道陣の取材に応じるとしています。
公式インスタグラム 発表全文
いつも温かい応援をいただきありがとうございます。
シーズンも近づいておりますが本日は皆さまに結婚いたしました事をご報告させていただきます。
新たなチームと新たな環境でのスタートとなりますが、2人(1匹)で力を合わせ支え合い、そしてファンの皆さまと共に歩んでいけたらと思っております。
まだまだ未熟な点も多々あるかと思いますが、温かく見守っていただければ幸いです。
お相手は日本人女性です。明日の囲み取材で対応をさせていただきますので今後も両親族を含め無許可での取材等はお控え頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
大谷が語る結婚観「心が平穏なことが何より」
27歳だった2021年11月に東京で行った記者会見で結婚のタイミングについて聞かれた際には「タイミングですか。タイミングは特に考えていないですかね。よきタイミングでというか。まあ、そうなるようにしかならないものだと思っているので。今のところまだまだ先じゃないかと思っています」と答えていました。
24時間 野球中心のストイックな生活
おととしのシーズン開幕前にNHKが行ったインタビューでは「1日のできることをなるべく野球に割いて、野球の中で獲得できるものを多くしたい。1日24時間よりも長い時間をもらえるんだったらアドバンテージになりますけど、残念ながらそこは一緒なので」と野球への熱い思いを語りました。
その際、1日の生活については「無駄な時間というかリラックスする時間すらもちゃんと管理したいし、寝る時間もちゃんと管理したい。もし6歳ぐらいからそういう考えでできていたら、もっといい選手になれたと思いますし、後悔しないように現役のうちはやりたい」と話し20歳の頃にはこうした思考になっていたと明かしました。
去年9月に2回目となる右ひじの手術に踏みきった後には愛犬の「デコピン」を飼い始め、12月に行ったNHKのインタビューでは愛犬との生活について「一緒に起きて、ご飯食べて、寝るみたいな。1人という感じでもないので、それが新鮮ではありますけど」と明かしていました。
【国内各地の反応】
栗山英樹氏「翔平をよろしく」
岩手県では号外も
“お相手が「羨ましいな」”の声も
《出身地の岩手県奥州市》
大谷選手の母校、奥州市立姉体小学校の松本圭校長
「びっくりしましたし、うれしいです。大谷選手が今後、野球を続けていく上で、結婚相手が精神的な支えになると思います。これからは野球だけでなく、自分の人生も充実させてもらいたいです」
大谷選手が子どものころ通っていたという理容室の佐々木光仁さん
「大谷選手が4歳か5歳のころ、『お父さんのような髪型に切る』と言っていたのを覚えています。結婚と聞いてびっくりしました。なれそめを聞いてみたいです。温かい家庭を築けるように応援したいです。めでたいです」
地元の男子高校生
「さっきインスタグラムで結婚を知りました。お相手の支えがあれば2年連続のMVPも可能だと思います」
60代男性
「結婚おめでとうございます。これを機に、100年以上は現れることがないだろうという偉大な選手になってほしいです」
《盛岡市》
20代女性
「今、ネットのニュースで知り、びっくりです。幸せになってほしいです」
50代女性
「ずっと応援していて、これからの活躍も楽しみにしていました。結婚したと聞いてちょっとショックで涙が出てきましたが、『お幸せに』という気持ちです」
40代男性
「結婚を機にますます最大限の実力を発揮してくれたらいいなと思います。これからも応援しています」
《札幌市》
20代と50代の親子
「真面目な姿が印象的なので驚きました。大谷選手も『人間なんだな』と思うのと同時に、支えてくれる人ができたことを活力にがんばってほしい」
20代女性
「みんなの憧れの野球選手でもあったと思うので結婚された相手が『羨ましいな』と思いました。移籍した新天地でも頑張ってほしい」
《東京・渋谷》
20代女性
「大谷選手は、日々、すごくプレッシャーがあると思うので、近くで支えてくれる人がいるといいなと思っていました。おめでとうと伝えたいです」
50代男性
「ショックというよりおめでとう、コングラチュレーション。うれしくてお祝いしたい気分です。この結婚をいかしてかっ飛ばしてほしいです」
80代女性
「あんな息子がいたらいいなと思っていたので、結婚した人は、なんてラッキーな方なんでしょう。本当におめでとうございます」
【海外からも反応が】「今年最高の衝撃」
女性「本当におめでとうございます。今までも厳しく自己管理をしてきた選手だと聞いています。今後もすばらしいプレーを見せてくれると思います」
《韓国のファンクラブの会長》
大谷選手の大ファンで、韓国でファンクラブを立ち上げて会長を務めているイ・ジェイク(李在益)さんはNHKの取材に対し「本当に驚きました。本来、乗る地下鉄と反対方向の電車に間違えて乗ってしまったほど衝撃を受けました。大谷選手は、自分で設定した目標を成し遂げてきましたが、その中で結婚という目標も立てていました。それがかなったので、とてもいい知らせです」と話していました。