仲本工事さんの妻・三代純歌が週刊誌3誌を提訴、8250万円賠償請求 「記事がなければ元気でいると…」(2024年2月27日『スポーツニッポン』)

東京地裁の司法記者クラブで会見した三代純歌(右)と訴訟代理人喜田村洋一弁護士(撮影・佐藤 昂気)


 2022年10月に死去したザ・ドリフターズ仲本工事さん(享年81)の妻で歌手の三代純歌(55)が27日、夫婦関係について事実に反する報道をされたとして週刊新潮、女性自身、週刊女性の発行元を相手取り、名誉毀損(きそん)に基づく損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 名誉毀損にあたるとしたのは、仲本さんが亡くなる前の22年10月~23年5月発売の雑誌に掲載された記事計8本。請求額は3社合計で8250万円。

 三代はこの日、都内で会見。仲本さんを3000万円の生命保険に加入させようとしていたなど事実に反することを記事にされたとし「収益のために週刊誌がこんなことを書くということが、本当に許せない」などと憤った。

 また、仲本さんが事故に遭ったのは、三代の自宅周辺にいた記者とみられる人物を注意するために三代のもとに向かっていた最中だったとし「記事がなければ(仲本さんは)まだ元気でいると思います」と訴えた。