政倫審の開催めぐる与野党協議 結論は持ち越し 公開のあり方・質疑時間について折り合わず(2024年2月26日『TBSニュース』)


自民党の派閥の裏金事件を受けた衆議院政治倫理審査会の開催をめぐり、与野党が協議をおこないましたが、公開のあり方などについて折り合わず、協議は継続となりました。

衆議院の政倫審をめぐっては、安倍派や二階派の幹部5人が審査を申し出て、あさって28日と29日に開催する方向で与野党が大筋合意していますが、与党側は午後開かれた幹事会で「完全非公開」を求めました。

立憲民主党 寺田学 政倫審筆頭幹事
「国民の皆さんに直接説明をする、そういう審査会であるべきだということを野党各党から一致して申し上げた」

野党側は公開を求めたほか、「組織的、継続的な問題行為で起きている」と指摘し、十分な質疑時間が必要だとして、与党側が1人あたり45分を求めたのに対し、最低1時間半を求めました。

与党側は野党側の要求を持ち帰り、再度検討するとしています。