NHKの副島萌生アナウンサー(32)が、4月から同局のニュース番組「ニュース7」のメインキャスターに就任することが13日、分かった。きょう14日にも正式に発表される。
【写真】09年の選抜高校野球大会開会式で司会を務める弘前高時代の副島アナ
「ニュース7」は同局の看板報道番組で、現在は和久田麻由子アナ(35)が担当している。本紙の取材では、和久田アナが第2子を妊娠中のため、産休に入る。その後任として抜てきされたのが副島アナで、将来のエース候補に名乗りを上げる形だ。
高校時代には青森県立弘前高校の放送部に在籍し、2008年度のNHK杯全国高校放送コンテストで4、5位に当たる「優良」に選出された。翌09年には春の選抜高校野球大会で開会式と閉会式の司会を担当するなど、NHKに入る前から実績を高く評価されていた実力派だ。
現在は「おはよう日本」の平日キャスターを担当。局関係者は「若手の中でアナウンス力が随一」とそのスキルに太鼓判。硬派な報道番組だけでなく、プロ野球選手を扱う人気ドキュメンタリー「レジェンドの目撃者」(BS)の司会を務めるなど、その守備範囲の広さは折り紙付き。同関係者は「確実に未来のNHKを担う存在になるだろう」と期待を寄せている。
◇副島 萌生(そえじま・めい)1991年(平3)12月28日生まれ、青森県出身の32歳。15年に慶大を卒業後、NHKに入社。大分放送局、名古屋放送局を経て、18年から東京アナウンス室で活躍。22年まで担当した「サタデースポーツ」では、女性初の単独キャスターとなった。趣味と特技はクラシックバレエ、ストリートダンス、スポーツ観戦など。
NHK・副島萌生アナ、4月から「ニュース7」メインキャスターに 22年まで「サタデー」「サンデー」スポーツ担当(2024年2月14日『スポーツ報知』)
NHKの副島萌生(めい)アナウンサー(32)が4月から同局の報道番組「ニュース7」(後7時)のメインキャスターを担当することが13日、分かった。14日に発表される見通し。
同番組は現在、和久田麻由子アナ(35)が平日のキャスターを務めている。同局の関係者によると、同アナは現在、妊娠中で4月から産休に入るため、副島アナが後任に選ばれたという。
同アナは青森出身で2015年に入局。ショートカットに明るい笑顔で人気だ。大分放送局や名古屋放送局を経て、現在は「NHKニュースおはよう日本」(平日・前5時、土曜・前6時、日曜・前7時)で平日キャスターを務める。18年から22年まで「サタデースポーツ」「サンデースポーツ」でキャスターを務めたことから、スポーツに造詣があるアナウンサーとして知名度が高い。
「ニュース7」は毎日放送され、高視聴率を誇る国民的ニュース番組。現在の瀧川剛史アナ(42)や、武田真一アナ(56)、鈴木奈穂子アナ(42)らがキャスターを務めたことでも知られる。