2月4日に放送されたNHKのテレビ番組「日曜討論」で、れいわ新選組の大石晃子衆院議員が自民党による裏金問題を追及した。「自民党の方が『疑念を晴らさなければ』と言っているが、生ぬるい。全部洗いざらいに(白状)して自首せえ!と。これに尽きます」と厳しく批判した。さらに「本来しないといけない話、消費税廃止、減税、一律給付金、社会保険料減免の話をしないといけないのにスタートラインにも立っていない。このままダラダラと通常国会に入ってやられる議論は、脱税している自民党による増税や戦争ビジネスや改憲。それはおかしい。今回やるべきことの焦点をあえて言えば、本当にさっさと自民党は解党していただきたい」と厳しく問い詰めていた。
NHKの生放送で、これだけしっかりと批判できている状況に感心をしたけれど、同席していた自民党の浜田靖一国対委員長はちらちらと大石氏の方に目をやったものの、番組後半では見向きもせずに司会者の方を向いて「こいつ、黙らせろ」と言わんばかりの無表情を決め込んでいたように見えた。この様子からも、すこぶる痛いところを突かれたのだろうということは手に取るように分かる。