“敬語”で物議の首相官邸の公式X「表現の適正化」で再炎上 「まずは謝罪でしょう」「AIかよ」の声(2024年10月7日『スポニチアネックス』)

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 石破茂首相(67)への“敬語”使用をめぐって物議をかもしていた「首相官邸」の公式X(旧ツイッター)が6日に更新され、「一部、表現の適正化を行いました」として新たな文章を投稿。今度は「適正化」というワードをめぐり、投稿から4時間で約500件(7日午前2時現在)のリプライが届く事態となっている。
 同アカウントでは5日、石破首相が石川県輪島、珠洲両市を訪れ、1月の地震、9月の豪雨の被災状況を確認した模様の動画をアップ。「石破総理は能登の被災地を訪問し、お一人お一人と話され、困難な環境下にある人々のために力を尽くす決意を新たにされました」と投稿した。
 この文章に「身内に敬語はおかしい」「石破氏は皇族か何かなのですか?」など批判が殺到。元自衛官で“ヒゲの隊長”こと自民党佐藤正久参院議員は6日、自身のXに「日本語が変、なぜ、総理官邸が広報用Xで、石破総理に敬語使うのか?違和感満載のツイート」とつづり、「明日、背景を確認する」としていた。
 すると6日夜、首相官邸Xが更新され、5日の投稿にリプライする形で「10月5日の投稿について、一部、表現の適正化を行いました」と投稿。「石破総理は能登の被災地を訪問し、お一人お一人と話し、困難な環境下にある人々のために力を尽くす決意を新たにしました」と“正しい文章”を改めて掲載した。
 しかしこの投稿にも「この文章も違和感ないか?」「ひとこと『失礼いたしました』はつけた方がよろしいかと」「まずは謝罪でしょう?」「適正化ってAIかよ」「適正化って…謝罪することに、抵抗あるのですか?」「普通に『訂正します』でよいのに」などと批判の返信が続々寄せられている。
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