2024-09-25 立憲民主党、東京24区に有田芳生元参院議員、30区に五十嵐衣里都議を擁立へ 次期衆院選で都連(2024年9月25日『東京新聞』) 立憲民主党が次期衆院選の東京24区(八王子市)に有田芳生元参院議員(72)、同30区(府中市、多摩市、稲城市)に五十嵐衣里(えり)都議(40)を擁立する方針を固めた。党関係者によると、25日の同党都連常任幹事会で決まった。今後、党本部に了承されれば、正式な公認候補となる。 有田芳生氏(左)と五十嵐衣里氏 有田氏は2010年の参院選比例区で初当選し、2期務めた。ジャーナリストとしても知られ、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を取材。24区選出で、旧統一教会との関係が指摘されている自民党の萩生田光一前政調会長の対抗馬として充てられる。 五十嵐氏はトラック運転手や弁護士など異色の経歴を持ち、21年都議選武蔵野市選挙区で初当選。22年の区割り変更に伴って新設された30区で、党勢拡大を狙う。 公認候補を擁立する予定の同26区(目黒区、大田区)についてはこの日、幹部に対応を一任することを決定。今夏の都知事選で落選した蓮舫元参院議員(56)の出馬もとりざたされている。(原田遼) 【関連記事】「ノーサイド」どころか「あからさまな論功行賞」 立憲・野田新体制の顔触れは「代表選で応援した人」ばかり【関連記事】有田芳生さんの「反社会的集団」発言、旧統一教会側が敗訴 東京地裁「名誉毀損に当たらず」【関連記事】新人女性対決の武蔵野市 立民・五十嵐さんが初当選「助け合える社会を」<都議選>【関連記事】吉田晴美氏、国会議員票は「大健闘」の28票 女性・当選1回で立民代表選 初挑戦の舞台裏と複雑な党内事情