地方議員らへのアンケート調査では泉健太代表(50)を加えた3氏が拮抗(きっこう)した。
両調査とも態度未定との回答が多く、情勢はなお流動的。いずれの候補も今のところ1回目の投票で過半数に達する勢いはなく、党内では上位2人による決選投票は避けられないとの見方が出ている。
代表選は計740ポイントの争い。国会議員(136人)は1人2ポイント、国政選の公認候補予定者(98人)は1人1ポイントが与えられる。地方議員(1236人)と党員・協力党員(11万4792人)にはそれぞれ185ポイントが割り振られ、得票数に応じて各候補にドント方式で配分される。
各議員への聞き取り調査に陣営への取材を加味すると、国会議員のうち野田氏は約40人、枝野氏は約30人の支持を確保。泉氏は約25人の支持を固め、吉田晴美衆院議員(52)は約20人にとどまる。約2割は態度を明かしていない。