中瀬ゆかり氏「自己顕示欲に縛られるとその闇から消えがたくて」PR会社社長の投稿に言及(2024年11月28日『日刊スポーツ』)

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中瀬ゆかり氏(2018年10月撮影)
 新潮社出版部執行役員中瀬ゆかり氏が21日、TOKYO MX5時に夢中!」(月~金曜午後5時)に木曜コメンテーターとして生出演。兵庫県知事選で再選されたばかりの斎藤元彦知事(47)に「公職選挙法違反疑惑」が浮上している問題について言及した。【
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女優2人の横で嬉しそうな斎藤知事=兵庫県の斎藤元彦知事(左)の手作りの「オスカー像」を受け取る江口のりこ(中央)、中条あゆみ(撮影・松浦隆司)
 斎藤氏の代理人を務める奥見司弁護士は27日、神戸市内で記者会見を行った。斎藤氏が再選を目指すにあたり、ボランティアを募集したところ、経営者夫婦が名乗りを上げた。斎藤氏は9月29日に会社を訪問。さまざまな提案を受けたという。
 PR会社社長による投稿について、中瀬氏は「承認欲求というのはいかんともしがたい。黙っちゃいられないというか、『これ、私がやったのよ!』って言いたくなるんでしょうね」と率直な感想を明かした。
 「今回のことは選挙だからいろんな事に関わる」とした上で「そもそも、PR会社の社長がクライアントにやったプロセスとかを勝手にしゃべってしまうこと自体がなんとも…」と首をかしげた。
 続けて「お互いの仕事上の秘密もあるだろうに話してしまうと言うのはちょっと。でも、承認欲求の奴隷のように暮らしている人もいるし、自己顕示欲に縛られるとその闇から消えがたくて。昔よりもSNSなど発信する場所があるから使ってしまうんだろうなと思いますね」と話した。