ドジャース 大谷翔平48号 ホームラン・盗塁数いずれも「48」に(2024年9月18日『NHKニュース』)

大リーグ、ドジャース大谷翔平選手は17日のマーリンズ戦で今シーズン48号となるホームランを打ち、大リーグ史上初のホームラン50本、50盗塁に前進しました。

ナショナルリーグ西部地区で首位のドジャースは、東部地区で最下位のマーリンズと相手の本拠地マイアミで対戦し、大谷選手は1番・指名打者で先発出場しました。

大谷選手はプレーボール直後の1回、第1打席はフルカウントから6球目の低めのシンカーを見逃して三振しました。

そして4点を追う3回、1アウト一塁の場面で第2打席に立ち、インコース低めの変化球をライトスタンドの2階席まで運び、今シーズン48号となるツーランホームランを打ちました。

大谷選手のホームランは5試合ぶりで、大リーグ通算219本目となり、韓国出身のチュ・シンスさんが持つ218本を抜いて、アジア出身選手の通算最多ホームラン記録を更新しました。

このあとドジャースは4対5で迎えた4回、8番・ロハス選手のソロホームランで同点とし、大谷選手は2アウトランナーなしで第3打席に入りましたが、インコース高めの速球で空振り三振となりました。

6対7で迎えた6回は、2アウト一塁三塁のチャンスで第4打席を迎え、追い込まれたあとの3球目、アウトコースに外れていく変化球に空振りし、2打席連続の三振に倒れました。

ドジャースは投手陣が振るわず終盤にも失点を重ね、大谷選手は9回の第5打席もファーストゴロに打ち取られ、試合は9対11で敗れて連勝が「2」で止まりました。

大谷選手は、この試合5打数1安打2打点で、今シーズンのホームランと盗塁の数はいずれも「48」となり、大リーグ史上初のホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成までレギュラーシーズン残り11試合であと2つずつに迫りました。