ハリス副大統領 米大統領選に向けた経済対策を発表 子育て減税など中間層支援(2024年8月18日『FNNプライムオンライン(フジテレビ系)』)

アメリカのハリス副大統領は、秋の大統領選に向けた経済対策を発表しました。住宅補助や子どもを持つ家庭への支援など、中間層の支持獲得を念頭に置いたものが中心です。
集会で演説したハリス氏は、初めて住宅を購入する人に2万5000ドル(約360万円)の補助金を出すほか、中間層が購入できる価格の住宅を新たに300万戸建設することなどを明らかにしました。
また、子どもが生まれた家庭には6000ドル(約90万円)の税額控除を導入する考えを表明しました。
ハリス氏としては、秋の大統領選に向け、生活に直結する政策を打ち出すことで、中間層の支持を得たい考えがあるとみられます。
国際取材部,フジテレビ

ウォルズ氏、故郷で初集会 保守層切り崩し狙う(2024年8月18日『共同通信』)
 
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ネブラスカ州での集会で演説する米民主党の副大統領候補ウォルズ氏=17日、オマハ(ロイター=共同)
 
 【オマハ共同】米民主党の副大統領候補、中西部ミネソタ州のウォルズ知事は17日、11月の大統領選に向けて故郷の中西部ネブラスカ州で初の集会を開いた。共和党候補のトランプ前大統領が復権すれば国民の自由が奪われると警告。民主党候補のハリス副大統領と自身への投票を呼びかけ、共和党が支配的なネブラスカで保守地盤の切り崩しを狙った。
 米大統領選は、人口に基づき各州に割り当てられた選挙人の過半数270人の獲得を争う。集会はネブラスカ州の最大都市オマハの郊外で開催。オマハと周辺の選挙区に割り当てられた選挙人は1人だけだが、民主、共和両陣営の支持率が拮抗する中、勝敗の行方を左右する可能性もあり、注目されている。
 ウォルズ氏は、トランプ氏が「自由を狭め、中間層を罰することで大富豪たちのために経済を操作する」と非難し、庶民の暮らしを守るのは民主党だと演説。「私の母のような高齢者のための社会保障を削ろうとするのは、変だというだけでなく残酷だ」とも訴えた。