小林氏は、視察後の記者団の取材に対し、自身も中学生になる娘がいることに触れ、「めぐみさんや家族のことを思うと、ひとりの父親として胸が張り裂けそうだ。拉致問題を解決できないことは、国会議員として忸怩(じくじ)たる思いで、やりきれない」と述べた。
食料安全保障を主要な政策テーマの1つとしている小林氏は、新潟市内の農地と養蜂場の視察も行った。
総裁選については、記者団の取材に対し、「複数の議員から(強く推す)声をもらっている」と認めて、「重く受け止め、最後は自分が決断する」と述べた。
関係者によると、小林氏は19日に記者会見を開き、出馬表明する見通し。