長谷川岳参院議員に「立ち位置を自覚し、適切な対応を」 威圧的言動問題で自民道連会長(2024年6月16日『産経新聞』)

 

自民党北海道連大会に出席した長谷川岳参院議員(中央上)=16日午前、札幌市内のホテル

自民党の北海道連大会が16日開かれ、会長を務める中村裕之衆院議員=北海道4区=は、自治体職員らへの威圧的な言動が問題となっている同党の長谷川岳参院議員=北海道選挙区=について「許していない人もたくさんいる。立ち位置を自覚し、収束に向けて適切な対応を求める」と述べた。出席した長谷川氏は「おごりがあったことをおわびしたい。ゼロから出直す」と応じた。

道連が道議を対象に調査すると、威圧的な言動を受けたとの回答があったといい、中村氏は「人権を尊重する社会でハラスメントを許すわけにはいかない」としている。大会後、「この問題が長引いているのは党にとってよくないことだ」と記者団に語った。

大会では無所属の鈴木宗男参院議員=比例=も来賓としてあいさつし「明日に向かって謙虚に活動することが、本人のためになる」と指摘した。

今後威圧的言動なら議員辞職「そう受け取っていただいて結構だ」会見で