前生活安全部長の勾留延長が決定 弁護人を通じて「準抗告」申し立て 地検は延長請求の理由明かさず(2024年6月12日『KYT鹿児島読売テレビ』)

前生活安全部長の勾留延長が決定 弁護人を通じて「準抗告」申し立て 地検は延長請求の理由明かさず(2024年6月12日『KYT鹿児島読売テレビ』)
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警察の内部情報を漏らした疑いで逮捕された県警の前の生活安全部長の勾留が12日で満期を迎えましたが、さらに10日延長されることになりました。これを不服として前の生活安全部長は鹿児島地方裁判所準抗告を申し立てました。
 国家公務員法違反の疑いで逮捕された前の生活安全部長、本田尚志容疑者(60)が鹿児島地検に送検されて12日で10日目です。送検されてから勾留できるのは原則10日間とされていますが、鹿児島地検は勾留の延長を請求。鹿児島簡易裁判所は12日、さらに10日後の今月22日までの勾留の延長を決めました。鹿児島地検は勾留延長を請求した理由について明らかにしていません。
 これを不服として本田容疑者は12日、弁護人を通じて鹿児島地方裁判所に勾留延長の決定に対する「準抗告」を申し立てました。本田容疑者の弁護人は「本件は公益通報に該当するもので、秘密漏えい罪は成立しません。そのような本田さんに対し、勾留が継続することは残念でなりません。早期釈放が実現するよう尽力します」とコメントしています。
 なお、先ほど「準抗告」の申し立ては棄却されたということです。