投開票まで1か月を切った東京都知事選。小池都知事が12日に立候補表明する方向で調整を進めていることがわかりました。「政治とカネ」の問題で大きな打撃を受けている自民党は一足早く、小池氏の3選を「全面支援」する方針を固めています。国会では政治資金規正法改正案をめぐり、野党が総理を「検討ばかりの“検討使”」と批判しています。
記者
「出馬表明はいつごろになりそうか」
「議会の方も今進んでいるところですので、公務にしっかりと取り組みたいと思います」
これまで東京都知事選への立候補について明言を避けてきた小池知事。複数の関係者への取材で、都議会最終日の12日、知事選への出馬を表明する方向で最終調整していることが10日夜わかりました。
記者
「本日午前に自民党都連が小池知事が出馬表明すれば支援する方針を決めたが」
「しっかり受けとめていきたいと思います」
自民党は3期目を目指す小池知事を「全面支援」する方針です。
この週末には、再開発に反対の声も上がる明治神宮外苑を視察しました。
「一度決まった再開発でも、首長の判断があれば、立ち止まるということはできるんだなとは思っています」
■野党は岸田総理を「“検討”使」と批判
立憲 熊谷裕人 参院議員
「検討、検討、検討。これまでも総理 『検討の』『検討する』という答弁が多くて、『検討使』というふうに揶揄をされていたような面もありますけれど」