来月告示される
東京都知事選挙。28日も、タレントなどが相次いで立候補する意向を表明しました。
そして、午後にはタレントの
清水国明氏も「
直下型地震から都民の方々の命と生活を守ることを政策の軸として、出馬を決意するに至りました」と立候補を表明しています。
一方、
地域政党「
都民ファーストの会」や都議会
公明党、都内の52
自治体の市長や区長などは小池知事に対して、出馬を要請しました。小池知事は29日の都議会定例会で正式表明する方向で調整しています。
都知事選、維新の候補擁立が難航 「なかなか思いだけでは勝てない」 藤田文武幹事長が弱音漏らす(2024年5月28日『東京新聞』)
日本維新の会の藤田文武幹事長は28日の記者会見で、
東京都知事選(6月
20日告示、7月7日投開票)に関し、独自候補の擁立作業が難航していることを示唆した。藤田氏は「自分たちの共感する政策を訴えられる候補者を擁立したいという思いは直前まで持ちたいが、なかなか思いだけでは勝てない」と述べた。
藤田氏は、既に候補者として名前が挙がっている人物を支援する可能性について「今のところは分からない」と慎重な言い回しに終始。「最後まで状況を見定め、出馬できる方がいるか見極める」と話し、党の態度決定は告示直前になるとの見通しを示した。
維新は前回の2020年
都知事選で、元
熊本県副知事で無所属の小野泰輔氏を推薦。党を挙げて公認候補並みに支援したが、4位で落選した。小野氏はその後、21年
衆院選に維新公認で出馬し、初当選した。(大野暢子)