仲野太賀(C)日刊ゲンダイ
NHK連続テレビ小説「虎に翼」の好調の要因は、日本初の女性弁護士・佐田(猪爪)寅子を演じるヒロイン・伊藤沙莉(30)の演技はもちろんのこと、娘が生まれてすぐ出征し、戦地で病死してしまう夫・佐田優三を演じた仲野太賀(31)の存在も大きい。視聴者の“優三さんロス”は大きく、5日放送では、優三が幻影で寅子の前に登場。するとXで「イマジナリー優三さん」というワードがトレンド入りした。
「朝ドラでは過去に『あさが来た』のディーン・フジオカ(43)、『ブギウギ』の水上恒司(25)らが“〇〇ロス”と呼ばれるような社会現象を起こしました。仲野は天性とも言える誰からも好かれるような人懐っこい笑顔が最大の強みですし、その人気が証明されたことで『2026年の大河ドラマは安泰』と考える幹部たちも少なくありません」(NHK関係者)
実際、この数年の仲野の大ブレークぶりには目を見張るものがある。「虎に翼」は第9週で姿を消したわけだが、7月期の連続ドラマでは小池栄子(43)とのダブル主演で「新宿野戦病院」(フジテレビ系)に出演。その後は今年4本目の映画出演作品「十一人の賊軍」(東映)の公開が予定されている。そして、何と言っても26年には、大河ドラマ「豊臣兄弟!」での主演が控えている。
「仲野のスケジュールは2年とは言わず3年先まで埋まっていると言われ、間違いなく今の売れっ子ナンバーワンでしょう」(テレビ関係者)
そんな“無双”状態の仲野にズバリ、「大河放送直前の電撃結婚!」がまことしやかに囁かれている。仲野はこれまで「結婚は役者として一番輝いているときにしたい」と事あるごとに話してきた。朝ドラで日本国中の涙を誘い、引く手あまたの集大成として大河の主演ともなれば、彼の言葉を裏付けるタイミングとして考えられる時期はこれ以上ない。芸能記者たちがそう考えるのも当然だろう。
仲野は19年10月に出演した「ボクらの時代」(フジテレビ系)で、賀来賢人(34)、落合モトキ(33)と仲良しトークを繰り広げ、「結婚は早くしたい!(結婚した賀来に)覚悟が決まっている男ってかっこいいなって思って」と、16年に榮倉奈々(36)と結婚し、背負うものが出来た賀来の背中に憧れた自分の結婚観を話している。
「私生活で仲の良い菅田将暉(31)や染谷将太(31)が早々に結婚しても役者として輝き続けていられることにも相当の刺激を受けているようです。特に3年前に小松菜奈(28)と結婚し今年3月には第1子が誕生した菅田には“ジェラシーみたいなものを感じてしまう……”とも話しているようです」(芸能関係者)
では仲野の相手は誰なのだろうか。現在、芸能記者たちが本命視しているのは、昨年「FLASH」が報じた女優・木竜麻生(29)だ。仲野は木竜と愛車・ポルシェで帝国劇場デートした後に彼の自宅マンションで2泊3日を過ごしたという。約1年1カ月ちょっと前には仲野が“絶賛口説き中”で交際にはまだ至っていないと報道されていたが……。
「仲野にとって最大の難関ともいわれている実父・中野英雄(59)の交際の許しも無事クリアしたといわれています。菅田と小松の結婚の際には、2人のCMスポンサーやクライアント、複数の進行中の仕事が高いハードルになったわけですが、今の木竜にはその手の問題も少なく、仲野の決断次第では大河ドラマ直前より早い、25年明け早々にも発表があるかもしれないと想定しているのですが……」(週刊誌デスク)
生涯の伴侶を得て、賀来や菅田のように、さらに充実した役者生活を送ってほしいものである。