天皇ご一家は、29日夜、東京都内で世界的な
ビオラ奏者のコンサートを鑑賞されました。
このコンサートは、世界的な
ビオラ奏者、
今井信子さんの提唱で平成4年に始まった
ビオラを基調とした音楽祭で、ご一家は、29日夜7時前に東京
千代田区の会場に到着し、観客の拍手に会釈で応えて席に着かれました。
今回は、
ビオラの独奏楽器としての地位を確立した
演奏家プリムローズの生誕120年記念のコンサートで、ベートーベンや
シューベルトなどの作品を鑑賞されました。
天皇陛下は、学生時代から
ビオラを演奏していて、終了後の演奏者との懇談では「
ビオラのいろいろな魅力が示されていて、ますます
ビオラが好きになりました」とことばをかけ、今は
シューマンの作品を勉強していると明かされたということです。