西崎氏と青木氏が当選 東京都議補選目黒区選挙区(2024年5月26日『産経新聞』)

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(左から)西崎翔氏、青木英太氏
 
議員の自動失職に伴う東京都議補選目黒区選挙区(欠員2)は26日投開票され、立憲民主党元職の西崎翔氏(40)と無所属新人で元区議の青木英太氏(33)が当選した。
西崎氏は政治とカネの問題の追及や児童相談所の設置拡充、非正規雇用者の処遇の改善、大規模な再開発事業の見直しなどを進めるとし、青木氏は特別養護老人ホームの整備や児童登下校時の安全対策、火葬料金の引き下げ、フリースクールの利用補助拡大などを進めるとしてきた。
同選挙には2人のほか、自民党新人で元衆院議員の井沢京子氏(61)、共産党新人で同党地区委員長の宮本栄氏(62)、無所属新人で鍼灸師の須藤健太郎氏(54)が立候補していたが、及ばなかった。
同補選は、4月に行われた目黒区長選に都議2人が立候補し自動失職したことにより、欠員2となったため行われた。
当日有権者数は23万861人、投票率は24・19%だった。
 

東京都議会議員補欠選挙 目黒区選挙区2024年 開票結果や投票率は 投開票5月26日(2024年5月26日『NHKニュース』)
東京都議会議員目黒区選挙区の補欠選挙は、4月に行われた目黒区長選挙に都議会議員2人が立候補して失職したことに伴って行われ、立憲民主党の元議員と無所属の新人が当選を果たしました。自民党共産党の候補は及びませんでした。選挙の結果をまとめました。
都議補選 目黒区選挙区 開票結果
議員の辞職に伴う2議席の欠員をめぐり5人が争った東京都議会議員目黒区選挙区の補欠選挙の開票結果です。
▼西崎翔、立民・元、当選。1万9526票。
▼青木英太、無所属・新、当選。1万3538票。
▼井澤京子、自民・新。1万1039票。
▼宮本栄、共産・新。7730票。
▼須藤健太郎、無所属・新。2947票。
立憲民主党の元議員と無所属の新人が当選を果たし、自民党共産党の候補は及びませんでした。
西崎氏
西崎氏は40歳。都議会議員の任期中に4月の目黒区長選挙に立候補して落選し、今回の選挙戦では明治神宮外苑の再開発見直しや、中小企業支援などに取り組むと訴えました。
西崎翔氏
都議会議員として再び仕事をしろと期待の声をいただいたと感じている。政治とカネの問題で政治への不信感が強まるなか、都政に対しても引き続き厳しくチェックし、監視を続けていきたい。
青木氏
青木氏は33歳。目黒区議会議員を辞職して今回初めて都議会議員の選挙に立候補し、選挙戦では高齢者施設の整備や子育て支援の充実などに取り組むと訴えました。
青木英太氏
東京都と目黒区をつなぐ存在として、目黒区の持つポテンシャルを少しでも引き上げられるよう全力で取り組んでまいりたい。今後も引き続き、区民の声に耳を傾け、現場第一主義の政治活動を続けていきたい。
都議選 目黒区選挙区 投票率の推移
都議会議員目黒区選挙区では、昭和22年以降、これまでに20回選挙が行われ、補欠選挙は今回が初めてです。
このうち、投票率が最も高かったのは昭和38年の選挙で、67.10%でした。一方、最も低かったのは平成17年の39.76%でした。昭和56年以降は60%に届かず、40%前後から50%台前半で推移していて、前回・令和3年の選挙は43.03%でした。
今回の補欠選挙投票率は24.19%で、前回・3年前の選挙に比べて18.84ポイント低くなりました。