高齢者との対話や老いに関する展示を通じて、年を取るというのはどういうことなのかを考えてもらう催しが27日から東京 港区で行われています。
「ダイアログ・ウィズ・タイム」と名付けられたこの催しは、一人ひとりが老いについて考える機会を持つために考案された対話型のプログラムで、東京 港区で27日から始まりました。
このうち、最初の回に参加した30代から60代の男女6人は、案内役を務める87歳の女性とともに会場を回り、視野が狭まるゴーグルや体が動きにくくなる重りをつけるなどしながら、年を取った体を疑似体験しました。
そして、案内役の女性が60歳から始めたという社交ダンスを教えてもらいながら一緒に笑顔で踊り、参加者からは、年を重ねることを前向きにとらえられるようになったなどの感想が語られていました。
この催しは、東京 港区の体験型施設「対話の森」で6月30日まで開かれています。