湾岸タワマンが「強度不足」発覚で販売延期 中央区・豊海の53階建て計画 三井不動産「対策を考える」(2024年4月5日『東京新聞』)

 
 東京都中央区豊海(とよみ)町で2027年6月の入居開始を目指して建設中の2棟のタワーマンション「ザ 豊海タワー マリン&スカイ」に使われているコンクリートの強度が不足している恐れがあり、今月下旬に予定していた販売開始を延期したことが、三井不動産などへの取材で分かった。開始時期は未定となっている。
コンクリートの強度不足が判明し、販売が延期されたタワーマンション建設現場。建設用クレーンが多数設置されている。写真奥は浜離宮恩賜庭園=本社ヘリ「あさづる」から、河口貞史撮影

コンクリートの強度不足が判明し、販売が延期されたタワーマンション建設現場。建設用クレーンが多数設置されている。写真奥は浜離宮恩賜庭園=本社ヘリ「あさづる」から、河口貞史撮影

 三井不動産によると、マンションは高さ189メートル、地上53階地下1階。全2046戸で、1〜2階には区民館などの公共施設や店舗が入る。昨年1月に着工し、現在は1、2階を建設中。設計施工の清水建設が工事で使うコンクリートの強度を調べ、一部のサンプルの数値が基準を下回っていた。
 建設が進むのは、都営大江戸線勝どき駅から徒歩約10分の大規模集合住宅跡地一帯にある「豊海地区第一種市街地再開発事業」のエリア。三井不動産子会社の三井不動産レジデンシャル清水建設など6社でつくる組合が再開発する。
 三井不動産の広報担当者は取材に「施工済みの部分で問題があれば、このまま工事を進めるかどうかを含め、対策を考える」と話した。清水建設はホームページで「原因究明と対応策について、関係者と検討・協議を進めている」とコメントした。(鈴木里奈

コンクリートの強度不足が判明し、販売が延期されたタワーマンション建設現場=本社ヘリ「あさづる」から、河口貞史撮影

コンクリートの強度不足が判明し、販売が延期されたタワーマンション建設現場=本社ヘリ「あさづる」から、河口貞史撮影

 

 

2024年4月3日

弊社施工中工事に関する一部報道について

本日、一部報道機関により、弊社が東京都内で施工中の市街地再開発施設工事のコンクリート強度に関する報道がなされました。

本事象は、現場で打ち込んだコンクリートの強度発現を確認するために、品質管理プロセスの一環として実施しているテストピースの破壊検査において、一部のテストピースの強度が想定の数値に達していないことが判明したものです。

現在、本事象の原因究明と対応策について、関係する皆様と検討・協議を進めているところです。今後、その対応策のプロセスを着実に遂行し、所期の品質・性能を確保した建物をお引き渡しする所存です。

以 上

 
 

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