小池氏は、乙武氏について「これまでもインクルーシブ社会について、さまざま提言をし、明確な政策を持っている」とし、「一日も早く街頭などでの活躍をされることを期待をしている」と述べた。
乙武氏を巡っては、自民党が推薦する方針を示す一方、公明党では過去に週刊誌で報じられた女性問題に関連して、支援に難色を示す幹部もいる。小池知事は「8年前のこと(女性問題)は本人も本当に心から反省をしている。逆に言えば、再チャレンジ。厳しい中で発言、政策提言などしていることを積極的に受け止めていただけると思っている」と公明党との連携に期待を寄せた。
立憲民主党は新人酒井菜摘氏(37)の擁立を発表。共産は新人小堤東氏(34)の擁立を発表しているが、立民と候補者調整が行われる可能性もある。このほか、日本維新の会の新人金沢結衣氏(33)、参政党の新人吉川里奈氏(36)、政治団体「日本保守党」の新人飯山陽氏(48)、元自民衆院議員の秋元司氏(52)、元格闘家で参院議員の新人須藤元気氏(46)が出馬表明している