「ヤクルト-阪神」(5日、神宮球場) 試合開始前に神宮球場のビジョンで「観戦マナーのお願い」が掲出された。
【写真】試合前に表示された「観戦マナーのお願い」 温かい声援を!
「『チーム、選手を誹謗中傷するようなヤジ』や『侮辱的な替え歌の合唱』はお止め頂きますようお願いいたします。」と表示され、「温かいご声援をよろしくお願いいたします。」(原文ママ)という部分には赤線が引かれていた。
昨季、神宮球場では近本への死球を巡って騒動となった経緯もある。両チームのファンが気持ち良くゲームを観戦するために、メッセージが発せられた。
試合では五回に一塁ベース付近で阪神・大山とヤクルト・西川が激しく交錯。グラウンドに担架が運び込まれ一時騒然となりながらも、両チームのファンが「頑張れ」コールを送る場面もあった。最終的に大山と西川はプレーを続行。スタンドから惜しみない拍手が送られていた。