弁護士と東京都中央区職員、不同意性交等容疑で逮捕 職員は一部否認(2024年4月1日『毎日新聞』)

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警視庁

 知人らを交えた飲み会で知り合った20代の女性に性的暴行を加えたとして、警視庁捜査1課は1日、第一東京弁護士会所属の弁護士、笹川大智(33)=東京都港区六本木3=と、東京都中央区政策企画課主任、山崎俊範(33)=渋谷区広尾5=の両容疑者を不同意性交等容疑で逮捕したと発表した。

 2人の逮捕容疑は、2023年11月20日未明から昼にかけ、山崎容疑者の自宅マンションの部屋で、20代女性に性的暴行を加えたとしている。笹川容疑者は黙秘し、山崎容疑者は「同意の上だった」と容疑を一部否認しているという。

 警視庁によると、両容疑者は友人で、事件前日の19日夕方から、山崎容疑者のマンションの共有スペースで女性や知人らを交えた男女8人で飲食をしていた。その後、知人らは帰宅したが、酒に酔った女性を部屋に連れ込んだとみられる。女性とはその日が初対面だったという。

 笹川容疑者が勤務する弁護士事務所は「捜査中なのでコメントは差し控える」とした。中央区の担当者は「事実確認をしており、情報収集に努める」と話した。【岩崎歩、木下翔太郎】