ドジャースは25日(日本時間26日)、専属通訳だった水原一平氏の違法賭博問題を受け、この日メディア対応予定だった大谷翔平投手(29)について「大谷翔平は今日の午後、声明を発表するだけで、質問には応じない。カメラやビデオ撮影も禁止されている」と発表した。
水原氏は違法ブックメーカーに巨額の借金があり、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金された。水原氏はスポーツ専門局ESPNの取材に、当初は大谷自らがパソコンを操作して借金の肩代わりをしてくれたと証言していたが、その後に撤回して「全て自分が犯した過ち」と大谷の関与を否定していた。
前日24日(同25日)、大谷はメディアに声をかけられた際「tomorrow(明日)」とだけ小声で語り、翌日に問題発覚後初めて取材対応する意向を伝えていた。