酒井氏は37歳。
看護師や助産師として働いたあと東京・江東区の区議会議員を務め、去年12月に行われた区長選挙に立候補しましたが落選しました。
今回の選挙では自民党が候補者擁立を見送り、野党や無所属の候補など、過去最多の9人が争いました。
選挙戦で酒井氏は、区議会議員の経験や助産師としての専門性を強調し、子育て支援の拡充やクリーンな政治の実現を訴えました。
立憲民主党の幹部が連日、応援に入ったほか、共産党はいったん擁立した候補者を取り下げて、酒井氏の支援にまわりました。
その結果、立憲民主党や共産党などの支持層を固めたほか、いわゆる無党派層の支持も集めました。