物価の変動を示す2月の全国の消費者物価指数は前の年に比べ2.8%上昇し、伸び率は4か月ぶりに拡大しました。 総務省が発表した2月の全国の消費者物価指数は生鮮食品を除いた総合が、去年の同じ月に比べ2.8%上昇しました。
物価の上昇は23か月連続で2%以上となっていて、去年始まった補助金による押し下げ効果が一巡し、電気代、都市ガス代の下落率が大きく縮小したことなどから伸び率も4か月ぶりに拡大しました。
個別の項目では、▼原材料費や輸送費の上昇で生鮮食品を除く「食料」が5.3%上がったほか、▼去年の全国旅行支援の影響の反動や中国の春節によるインバウンド効果などで「宿泊料」が33.3%上がりました。
共同通信
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