第96回センバツ開幕 大会創設100年 32校が頂点目指す(2024年3月18日『毎日新聞』)

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開会式で一斉行進する選手たち=阪神甲子園球場で2024年3月18日、滝川大貴撮影
開会式で一斉行進する選手たち=阪神甲子園球場で2024年3月18日、滝川大貴撮影

 

 大会創設100年を迎える第96回選抜高校野球大会毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。32校が出場し、春の頂点を懸けて戦う。

 センバツは1924(大正13)年、第1回選抜中等学校野球大会として創設された。今大会では、新型コロナウイルス禍では実施が見送られたキャプテントークや甲子園練習といった開幕前のイベントが2019年の春以来5年ぶりに復活。開幕前から徐々に熱気を帯びるコロナ前のセンバツへと戻った。

 式では大会会長の松木健・毎日新聞社社長があいさつ。盛山正仁文部科学相から祝辞が贈られ、宝馨・日本高野連会長が励ましの言葉を述べた。選手を代表し青森山田の橋場公祐主将(3年)が「全身全霊を懸けて戦い抜くことを誓います」と宣誓した。

 大会は準々決勝、準決勝翌日の休養日各1日を含む13日間。【小坂春乃、野原寛史】