「ダンスは多様性」口移しでチップも…自民会合で不適切行為?青年局長らが辞任(2024年3月8日『テレビ朝日系(ANN)』)


自民党の国会議員らが参加した会合に、露出の多い衣装を着た女性ダンサーらが招かれていたことがわかりました。

自民党和歌山県連青年局長・川畑哲哉県議:

「(ダンサーは)コロナ禍前には、海外からも招聘されて、海外とかでもダンスを、パフォーマンスをされていると聞いている。我々は、モダンダンスとか、ゴーゴーダンスという風に認識している」

去年11月、和歌山市で開かれた自民党青年局の近畿ブロック会議。その懇親会で、過激なダンスショーがあったと報じられ、企画に関わった和歌山県の川畑哲哉県議が、会議のテーマは、多様性だったと釈明しました。


自民党和歌山県連青年局長・川畑哲哉県議:

「多様性というテーマにかなうかどうか、和歌山とのゆかりであるか、問題提起としてインパクトがあるかどうか、いろんな面から検討して、くだんのダンサーを招いた」

ダンサーは、水着のような衣装を着ていたということです。

自民党和歌山県連青年局長・川畑哲哉県議:

「下着というより水着に近い衣装と理解。事前に衣装を確認したわけではない。

(Q.どういう趣向かは)大体想像は…。想像はできていた」

途中、目に余る行為もあったといいます。


自民党和歌山県連青年局長・川畑哲哉県議:

「(Q.口移しでチップを渡す参加者は)

いました。詳細を聞かれると、記憶をたどってから」

懇親会は2時間ほどで、30~40人が参加したということです。


自民党和歌山県連青年局長・川畑哲哉県議:「コンセプトを持って招いてたが、強い批判があることは承知している。その点については、真摯に受け止め反省している」

費用は、参加者から会費を集めたほか、党県連からも支払ったということです。

今回の件を受けて、懇親会に参加した自民党本部の藤原崇青年局長と、中曽根康隆局長代理が役職を辞任しました。


自民党・藤原崇青年局長:

「(Q.体に触っていない)はい。

(Q.万が一、触っていたら議員辞職するか)

それについては、私の口から、今の時点では。私の今の認識は、そういう認識。今の認識は触っていない。

(Q.変わる可能性は)

基本的にはない。

(Q.触っているのか)

触ってないです。

(Q.触っていたら議員やめますか)

当時の記憶では触ってないです。それについては、そのままです。それについて“いまの記憶”ということ。ただ、万が一のとき、議員辞職は重い話。記憶違いが、万が一あったときには、すべてを無にするので、今の時点では言いませんが、触ってない記憶は間違いない」