現在行われている新潟県の2月県議会。6日に開かれた常任委員会で県議会初の『産休』を取得している荒木法子 県議（自民党）がオンラインで出席しました。県議が委員会にオンラインで出席するのはこれが初めてです。
福祉や医療などについて議論する県議会の厚生環境委員会。部屋の中央にはモニターが置かれました。
「荒木議員からオンラインによる出席の申し出があり、これを許可いたしましたのでご報告いたします」 先月20日に出産した荒木法子県議。産休取得のため2月議会の全日程を欠席する予定でしたが、本会議で会議規則が改定され委員会へのオンライン出席が可能となったことを受け、自宅からオンラインで質疑を行いました。
【荒木法子 県議】
「私からは子宮頸がん予防について何点か質問をさせていただきます」 産 後、母子ともに健康だという荒木県議。委員会で初めてのオンライン出席について…
【荒木県議】「予算審議で大変大切な議会を産休という形でお休みさせていただく中で出席させていただく機会をまずいただいて本当にありがたかったです」 委員会へのオンライン出席は委員長が許可した場合に限りますが災害や感染症などのケースでも今後、活用が見込まれています。
【厚生環境委員長 中村康司 県議】
「出産の可能性がある女性議員も今後増えてくるかもしれませんし、またやはりどうしても新潟県は県土が広いので災害というリスクもあります。その意味ではかなり選択肢が広がった」 2月県議会は22日まで続きます。
