森永卓郎氏「死んでもいいと思わないと書けない内容」がん闘病中、病床で書き上げた新著(2024年3月5日)

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オンライン取材に応じた経済アナリストの森永卓郎さん

 がんで闘病中の経済アナリスト森永卓郎氏(66)が本紙のオンライン取材に応じ、体調や今月刊行される著書について語った。

 森永氏は昨年12月に「膵臓(すいぞう)がん」のステージ4と診断を受け、その後、詳細な検査で「原発不明がん」とされた。現在はがん免疫治療薬「オプジーボ」による治療を受けている。

 体調が悪化する中、「闘いながら死んでいこうという気持ち」で書き上げた新著「書いてはいけない――日本経済墜落の真相」(三五館シンシャ)が7日に刊行される。

 「これまでメディアが沈黙してきた問題ばかり。死んでもいいと思わないと書けない内容です」と話した。

 

『ザイム真理教』を上回る衝撃作! ~日本経済墜落の真相~ ‥

2023年12月、私はすい臓がんステージ4の告知を受けた。告知の瞬間、私は、何かを食べたいとか、 どこかに行きたいとか、そんなことは微塵も考えなかった。 なんとか自分の命のあるうちにこの本を完成させて世に問いたい。

そのことだけを考えた。

その意味で本書は、私の40年にわたる研究者人生の集大成であると同時に、私の遺書でもあるのだ。(本文より)‥

【目次】

第1章 ジャニーズ事務所

第2章 ザイム真理教

第3章 日航123便はなぜ墜落したのか

第4章 日本経済墜落の真相