視覚や聴覚障害、肢体障害、知的・発達・精神障害、認知症などについて、各障害者が困っていることや基本的な応対方法を記した。視覚障害者の場合は「慣れていない場所では1人で移動することが困難で耳からの情報を頼りにしている」とし、投票事務従事者から進んで声を掛けることを対応として挙げている。
マニュアルはA4判10ページ。期日前投票所で従事する係員約100人の研修時に使用し、当日投票所の担当者73人の最終打ち合わせの際も扱う。市長選だけでなく、今後の各選挙でも使用していく。
市選管の百瀬誠事務局長は「障害のある方が投票する際のハードルを下げ、選挙を身近に感じてもらいたい。投票所で戸惑うことを少しでも減らしたい」と話している。
松本市議会議員一般選挙 選挙公報(Pdf版) [Pdfファイル/10.93Mb]