天皇陛下 開催発表は異例の17日前…一般参賀ご決断にあった「雅子さまのご説得」(2024年2月22日)

一般参賀では、『天皇陛下万歳!』などと大きな声を出す参賀者もいますが、両陛下のお気持ちを踏まえ、当日はアナウンスなどにより、大声を控えてもらうことになっています」(前出・皇室担当記者)

一般参賀開催をもっとも躊躇されていたのは、天皇陛下でいらしたという。宮内庁関係者によれば、

「陛下は“震災で多数の犠牲者が出てしまい、被災地で多くの人々が困難な生活を余儀なくされている状況で、自分の誕生日を祝ってもらうのは忍びない”と、強く中止を望まれていたそうです。いっぽうで、皇室の方々を拝見できる一般参賀を楽しみにしている人々もいるため、早々に中止を決定することもできませんでした」

事態が動いたのは、1月末のことだった。

「すでに開催まで1カ月を切っていました。雅子さまが陛下のご説得を始められたと聞いています。“お祝いのためだけに集まっていただくということではなく、皆さんに被災地へのお気持ちを示される機会にすればよいのではないでしょうか”とーー」

■「今やるべきことに全力を注ぐ」

これまでも天皇陛下が、国民に向けて肉声で呼びかけられることがあった。たとえば東日本大震災後、’13年1月の新年一般参賀上皇さまは、こう述べられている。

「これからも皆で被災地に心を寄せて過ごしていきたいと思います。本年が国民一人びとりにとり、少しでもよい年となるよう願っています」

前出の宮内庁関係者が続ける。

宮内庁長官は8日の会見で、一般参賀開催について『本当に悩んだ』と語っています。これは両陛下のお気持ちを代弁したものなのです。

 天皇陛下雅子さまの真剣なお話し合いは6日間にも及んだそうです。宮内庁長官は会見で『(能登半島地震からの)復旧、復興に向けて前向きに生きていこうとする姿に接し、現地にエールを送るために、われわれが今やるべきことに全力を注ぐという考えにいたった』とも話していますが、これがまさしく両陛下のご結論なのです」

一般参賀開催を発表した2月6日にも天皇皇后両陛下と愛子さまは、気象庁長官と防災担当の内閣府政策統括官から、被害状況や復旧・復興対策などについて詳細な説明を聞かれた。

2月23日に64歳となられる天皇陛下は、能登半島のみならず日本全国を包み込むような、メッセージを送られる。

 

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