SAGAスタジアムに到着された
天皇、皇后両陛下の長女
愛子さま=
佐賀市で2024年10月11日午後2時52分(代表撮影)
天皇、皇后両陛下の長女
愛子さまは11日、初の単独地方公務で
佐賀県入りされた。
国民スポーツ大会の
陸上競技を観戦したほか、佐賀城本丸歴史館を見学した。
愛子さまは
佐賀空港に到着した際、出迎えた関係者に「少し緊張しております」と話していたが、訪問先で出会った人々と笑顔で積極的に言葉を交わし、交流を深めていた。
愛子さまは空港で
山口祥義知事に「2日間、よろしくお願いします」とあいさつし、大場芳博県議会議長には「少し緊張しております」と打ち明けた。
この日の
佐賀市は天候に恵まれ、夏日となった。
陸上競技を観戦するためSAGAスタジアムを訪れた
愛子さまは、山口弘展・市議会議長に「(気温は)暑いくらいで。心も熱くなって」とほほえんだ。
三段跳びや
やり投げなどを観戦した
愛子さまは、スタジアムを出発する際、関係者に「テレビでは感じることができない足音まで聞こえて感激でした」と感想を述べていた。
本丸歴史館では、江戸時代の科学技術に関する展示などを見学し、演劇ユニット「幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊」による、
佐賀藩出身で
日本赤十字社初代社長の
佐野常民を題材にした寸劇を鑑賞した。日赤の常勤嘱託職員として勤務する
愛子さまは「大変迫力がありました」と感心していた。【高島博之】