立憲、幹事長に小川淳也氏起用を検討 代表選で野田氏を支援(2024年9月24日『毎日新聞』)

キャプチャ
 立憲民主党の新代表に就任した野田佳彦氏(67)は、幹事長に小川淳也政調会長(53)を充てる案を検討している。24日午後に両院議員総会を開いて承認を受けたい考えだ。
 小川氏は衆院香川1区選出で当選6回。前回の代表選で野田氏の支援を受けたことを踏まえ、今回は野田氏の支援に回っていた。
 野田氏は23日の代表選出直後の記者会見で、24日午前中までに党役員の骨格人事を決めると表明。「私にない刷新感をどうやってつくっていくかは重要な観点だ」と述べ、中堅・若手議員の登用に意欲を示していた。【源馬のぞみ】
キャプチャ
 

キャプチャ

【日本改革原案の柱】 日本が直面する緊急課題は、「人口構造の激変」「人口減少の加速」「エネルギー環境制約」「超国家問題への国際政治の遅れ」。 この四つの課題に取り組むべき国家戦略として以下の四つを挙げる。「生涯現役」「列島開放」「環境革命」「国際社会の変革」。 必ずや成し遂げなければならない革命である。


キャプチャ
 
解説
2019年の国会で不正会計疑惑を質す姿が注目を集めた政治家の小川淳也を17年にわたり追いかけたドキュメンタリー。2003年、当時32歳で民主党から衆議院選挙に初出馬した小川は、その時は落選するも、05年の衆議院選挙において比例復活で初当選。09年に政権交代が起こると「日本の政治は変わる」と目を輝かせる。しかし、いかに気高い政治思想があろうとも、党利党益に貢献しないと出世はできないのが現実で、敗者復活の比例当選を繰り返していたことからも発言権が弱く、権力への欲望が足りない小川は、家族からも「政治家に向いていないのでは」と言われてしまう。17年の総選挙では希望の党に合流した前原誠司の側近として翻弄され、小池百合子代表への不信感から無所属での出馬も考えた小川だったが、前原や地元の盟友・玉木雄一郎への仁義というジレンマに悩まされ、背水の陣で総選挙にのぞむ。映画では「シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録」「園子温という生きもの」、テレビでは「情熱大陸」「ザ・ノンフィクション」など、数多くのドキュメンタリーを手がけてきた大島新監督が、17年間追い続けた小川の姿を通して、日本政治の未来を問いかけていく。( 映画.com)
2020年製作/119分/G/日本
配給:ネツゲン
劇場公開日:2020年6月13日