百条委アンケート、県職員7割から回答 兵庫知事告発文書問題 6711件集まる 23日に中間報告を協議(2024年8月15日『神戸新聞』)

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 兵庫県の元西播磨県民局長が斎藤元彦知事らの言動を「パワハラ」「違法行為」などと告発した文書を巡り、県議会の調査特別委員会(百条委員会)が県職員約9700人を対象に14日まで実施したアンケートについて、県議会事務局は15日、対象者の約7割に当たる計6711件の回答があったと発表した。
 百条委は文書に記された疑惑について全職員に尋ねるウェブアンケート(郵送による回答も可)を7月31日~8月14日に行った。匿名、実名のどちらでも回答でき、7項目それぞれについて「目撃等により実際に知っている」「人づてに聞いた」「知らない」などを選び、具体的な内容を記述する形式。集計などは外部機関に委託した。
 同課によると、インターネットによる回答が6664件、郵送による回答が47件(14日時点)だった。23日の百条委では、5日時点で集まった回答約4500件に基づく中間報告について協議する予定。最終報告は9月13日をめどにまとめる。