次期知事選で「独自候補を検討」と兵庫維新、片山代表 斎藤知事の推薦は難しいとの見方も(2024年9月22日『産経新聞』)

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兵庫維新の会の定例会議の冒頭であいさつする片山大介参院議員(左)=令和6年9月22日午後6時1分、神戸市中央区(喜田あゆみ撮影)
兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑が文書で告発された問題で、県議会で斎藤氏への不信任決議が可決されたことを受け、日本維新の会の県組織「兵庫維新の会」は22日、神戸市内で会合を開き、今後の選挙対応などを協議した。終了後、兵庫維新代表の片山大介参院議員は、知事選では「(維新として)独自候補を出すことを検討している」と述べた。
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会合では、国会議員や地方議員がオンラインも交え、知事選のほか、県議選や衆院選となった場合の選挙態勢などについて意見交換。片山氏は冒頭で、知事選と県議選のダブル選に衆院選も加われば、「前例のない選挙になる。それぞれの選挙を勝ち抜いていきたい」と呼び掛けた。
斎藤氏は不信任を受けた後、テレビ番組に相次いで出演。告発文書の対応について従来の主張を繰り返す一方、自身の実績をアピールしている。こうした対応に、片山氏は会合後の取材に「もう少し自分の考えを話した方がいい」とし、次期知事選では斎藤氏の推薦は難しいとの見方を示した。