【大学ラグビー】“早期激突”伝統の一戦 明大が慶大に快勝 POM平翔太が独走トライ(2024年9月22日『スポーツニッポン』)

プレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いた明大・平

プレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いた明大・平

関東大学ラグビー 対抗戦Aグループ 明大52―7慶大(2024年9月22日 秩父宮ラグビー場

 明大が慶大を52―7で下し2連勝を飾った。例年、11月に行われていた伝統の一戦。開幕2戦目で異例の早期激突となったが、明大が8トライを奪って圧倒した。

 26―0の後半17分、自陣でのインターセプトから約70メートルの独走トライを決めたCTB平翔太(3年)は「予測してボールが取れた。自分は足があまり速くないので、最後まで相手につかまらずトライできたことはよかった」と汗を拭った。

 2トライに加え、8本中6本のゴールキックを成功させプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に輝いた。昨季順位や会場などの関係で、早期に実現した名門対決に「この時期に戦う難しさはあったとしながら「去年(慶大戦で)3トライしたので、今年はそれを超えられたらよかったが、結果として圧倒できたことは自信になった」とうなずいた。

 神鳥裕之監督(49)は「1トライに抑えて、慶応相手にしっかりしたラグビーができたことはよかった。まだまだ伸びしろがあるチーム。結果に満足せずレベルアップしていきたい」と次戦へ気を引き締めた。


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