一郎氏(2023年7月)
一方、岡田幹事長は9日の記者会見で、党内の一部から見直しを求める声が出ている共産党との連携関係について、「何か変えなきゃいないと考えているわけではない」と述べた。
立憲民主党の小沢一郎衆院議員は9日、次期衆院選での政権交代に向けて泉健太代表に退陣を求めた。自身が率いるグループ会合後、記者団に「野党の共闘態勢を構築できる体制に変えなければ駄目だ。泉氏なら沈没だ」と述べた。泉氏の任期満了に伴う9月の代表選に擁立を目指す考えも重ねて示した。
執行部を一新しなければ「国民民主党や日本維新の会と話ができない」と強調。泉氏に対し「良くも悪くもぴしっとした自己主張、信念を持たなければいけない」と注文を付けた。代表選で推す候補者は「まだ白紙だ」とした。
小沢氏は2021年の党代表選で、自身のグループを挙げて泉氏を支援した。その後、自身の処遇を巡り泉氏と距離が生じたとされる。