森山総務会長は6月8日、鹿児島市で「何としても今の国会で成立させ、国民の信頼を取り戻す」と強調しました。
一方、福岡市で講演した麻生副総裁は、「政治資金の透明性の向上を図るのは当然だ」としたうえで、「政治活動の基盤を維持するために一定の政治資金が必要なのは言うまでもない」「将来に禍根を残すような改革は、我々は断固、避けなければならない」などと述べました。
また、「自民党に逆風が吹いている」として、「一人一人が党の再生に力を注がなければならない」と訴えました。
【規正法改正】自民・麻生氏「禍根残す改革避けねば」(2024年6月8日『日テレニュース』)
自民党・麻生副総裁「政治資金の透明性をはかることは当然ですが、同時に我々は将来に禍根を残すことになるような改革は、我々は断固避けねばならない」
麻生副総裁は講演で、「政治活動の基盤を維持していくには一定の政治資金が必要」と主張。
その上で、「将来、国会議員を目指す若者が政治資金の確保が出来ないからといって断念することは甚だ残念」「支援の道を閉ざすのはいかがなものか」などと述べました。
一方、鹿児島市内で開かれた会合で自民党の森山総務会長は、「迷惑をかけたところ(自民党)が迷惑をこうむったところの言うことに謙虚に耳を傾けることは当然のことではないか」と述べ、規正法改正をめぐり公明党に譲歩したことに理解を示しました。
(2024年6月8日放送)