佳子さまの「お相手候補」報道に、宮内庁内からは「年内に婚約報道があるかも」の声(2024年5月31日『デイリー新潮』)

まぁ当然でしょうね

佳子さま
 秋篠宮家の次女・佳子さま(29)をめぐる「お相手候補」報道が相次いでいる。昨年末に29歳になられて以降、宮内庁内では「そろそろ婚約も」と取り沙汰されてきたとされる。実態はどういったものなのだろうか。
週刊新潮」「週刊現代」など複数のメディアが伝えている報道内容をざっくり紹介しておくと、佳子さまが4月半ばに名門・島津家の私的な会合に出席されたことでにわかに「婚活ムード」が醸成された、代々、薩摩の地を収めてきた島津家の分家の末裔に当たる男性が佳子さまのお相手候補として目下、見立てられている――といったところだろうか。
「具体的なお相手についての宮内庁の見方はなかなかよくわからないのですが、報道自体については、動じたり驚いたりといった反応は見られず、“まぁ当然でしょうね”といった受け止めをしている印象ですね」
 と、担当記者。
結婚して家を出て行かれる準備を
「実は佳子さまが昨年12月に29歳を迎えられた際に、“2024年は、佳子さまの結婚に関する報道あるいは婚約そのものが報じられる可能性があるかもしれない”などといったことが宮内庁の中から聞こえてきていました」(同)
 昨年は、秋篠宮邸が改修された後に佳子さまだけが新宮邸に移られずひとり暮らしをされていることが注目された年でもあった。
「そうでしたね。宮内庁長官秋篠宮家の最側近・皇嗣職トップに苦言を呈したり、皇嗣職トップがこれに異議申し立てをしたりしたこともあって報道が過熱した部分もありました。佳子さまのひとり暮らし自体は金銭面での節約のためと秋篠宮ご夫妻が説明されていましたし、それも理由の一つであることは間違いないと見られています。が、新宮邸と近くではありながらもご一家と別に暮らされることで、“結婚して家を出て行かれる準備をされているのだろう”との見方は強くありました」(同)
“順番”を優先された
 皇室をめぐっては、差し当たり「安定的な皇位継承のあり方」に関して、衆参両院の議長と各党の代表者らによる協議が始まっている。額賀衆院議長はこの通常国会の会期中に立法府の総意をまとめたいとの考えを示している。政府は2022年1月に有識者会議の報告書を国会に提出しているが、皇族数を確保する方策として「女性皇族が結婚後も皇室に残る案」が盛り込まれている。
「佳子さまのみならず愛子さまにも相当影響がある内容で、注目されています。ただ、佳子さまはかねて結婚して皇室を出たいとの思いが強かったとされており、その点は今回の議論とは関係なく変わっていないと聞きました」(同)
 別の記者は以前にあったこんな話を振り返る。
「眞子さんが小室圭さんと結婚する前の段階で、佳子さまにもすでにお相手候補がいらっしゃったという話を耳にしたことがあります。婚約・結婚も検討されるなどのお付き合いだったようですが、姉である眞子さんの結婚の方が先だという“順番”を優先されたということでした。当時のお相手との関係が継続しているのか、今回噂された方と同じなのかははっきりとはしないのですが」
 12月29日に佳子さまは30歳のお誕生日を迎えられる。それまでに吉報は届くだろうか。
デイリー新潮編集部